質問: スタートアップが 失敗する理由はなんでしょうか?
4割は「市場にニーズがなかった」こと
スタートアップが死ぬ理由は一つは、顧客が欲しがるものを作らないから
成熟度によって事業評価指数の置き方が変わる
Business Plan (事業計画書) はいらない
リーン・キャンバスとは、 Running Leanの著者 Ash Mauryaが考案した
スタートアップビジネスモデルのビジュアル化するためツール
ビジネスモデル・キャンバスの派生版で、顧客視点を強化したフレームワーク
リーン・キャンバスとは?
フェーズによって、議論の焦点がかわる。
リーン・キャンバスとは?
リーンキャンパス の書き方
1.課題:ターゲットセグメントに対して、解決するべ き上位1〜3位の課題を記述する
2.顧客セグメント:ユーザーを特定します。どういったアーリーアダプターがいるかを明確にする
3.価値提案:提供するプロダクト・サービスで、どういった価値を提供するかを書く
*初期はこの3つが最も重要である。
4. ソリューション:課題が存在するかどうか検証をしていないので、ソリューションは現時点で想定できる簡素なものを書く
5. チャネル:初期のスタートアップにおけるチャネルとは、それほど選択肢はない。自分が直接話ができるユーザーをどうやって集めることができるかが重要
6. 収益モデル:最初はあまり意識する必要はありません、プロダクトは無料で提供するのではなく、値段をつけて販売するようにする
*プロダクトリリース後は変更されるので、簡潔に書く
リーンキャンバスの陥りやすい間違い
すべての項目を埋めなければならない、各項目の正解・不正解にこだわる
リーンキャンバスは、検証を重ねてブラッシュアップしていくもの。そのため、最初から各項目の真偽にこだわらなくてよく、すべての項目を埋める必要もありません。事業の土台である誰(顧客セグメント)の課題に対して、どんな価値提案をするのかの項目だけは必ず埋めましょう。後は、適度に見直しながらブラッシュアップを繰り返していきます。
いつの時点を思い描いているのかがわからない
リーンキャンバスを作る時は、いつ時点の計画かを考えることが重要です。ビジネスフレームワークの多くは、時系列の概念を表記する項目がなく、ある地点でのキャプチャであることが多いのですが、時系列を意識して活用することが重要です。リーンキャンバスとしてまとめる構想の売上やコスト、KPI、ソリューションの形態は、『これは今から3か月後の姿か?1年後なのか?』というように、いつの時点の構想なのかを考えて描くことが大切です。時系列を意識して基準を設定することで、上手くいっていない事業がずるずる続いてしまうことを防ぎます。
みんなで一つのリーンキャンバスをつくろうとする
組織で動いていると、メンバー全員で0から一つのものをつくるということもあるかもしれません。全員が合意しているという安心感があるかもしれませんが、総意は面白くないアイディアに終わる可能性もあります。成功と評価されている事業の例をいくつか紐解くと、誰か一人の熱に共鳴しているケースが多いと気付くはずです。まずは、徹底的に個、一人で素案を生み出し、検証を通じて洗練させていく使い方をお勧めします。
リーンキャンバスを補完するフレームワーク
ビジネスフレームワークを単体で活用すれば、制限された視点で、短時間でまとめられるメリットがあります。しかし、それだけでは足りない視点があるのも事実です。そこで、リーンキャンバスを補完するフレームワークを紹介します。