Discovery
プロダクト仮説を磨くインタビュー設計
顧客課題の粒度をそろえ、検証可能な事業仮説へ落とし込むためのインタビュー設計です。
顧客開発インタビューの設計図
「ユーザーが本当に欲しいもの」を明らかにするための顧客インタビューは、準備なしに行うと、誘導尋問になってしまったり、相手のお世辞に騙されてしまったりと、誤った結論を導き出す原因になります。仮説をシャープにするためのインタビュー設計をまとめます。
1. インタビュー前の「仮説」のドキュメント化
インタビューを行う前に、チーム内で検証したい仮説をドキュメント化しておきます。
- 対象顧客は誰か?
- 彼らが抱えているはずの課題(ペイン)は何か?
- 現在、彼らはそれをどう解決しているか?
あらかじめ仮説を定義しておくことで、インタビュー中に「仮説と異なる新しい発見」があったときに、それを敏感に察知できます。
2. 「未来」ではなく「過去」を聞く
「もしこのような製品があれば買いますか?」という質問は、インタビューにおいて最も避けるべきです。人は誰しも未来の行動を良く見せようとするため、この質問に対する回答の信頼度は極めて低いです。 代わりに、「過去1ヶ月で、その課題に関して具体的にどんな行動を取りましたか?」といった、**実際の過去の行動(ファクト)**を聞き出します。
3. インタビュー後の振り返りとパターンの抽出
インタビューが終わったらすぐに録音やメモを整理し、「同じ課題を感じている顧客に共通するパターン」があるかを分析します。 3〜5人から全く同じパターンのペインが語られたら、それは事業化を検討する価値のある強力なインサイトです。