Discovery
課題インタビューで聞くべき順番
現状行動、代替手段、不満、支払い意欲を自然に掘り下げるための質問設計です。
会話を誘導しないための質問フロー
顧客の生の声を引き出す「課題インタビュー」では、質問の「順番」が会話の自然な流れと情報の客観性を左右します。相手を緊張させず、かつ自社が欲しい本質的な情報を引き出すためのステップを紹介します。
1. 日常業務・生活のコンテキストの把握
いきなり課題について聞き始めるのではなく、相手が日々どのような役割を担い、どのようなスケジュールで動いているのかという「背景(コンテキスト)」をカジュアルに雑談ベースで聞きます。これにより、課題が発生する「文脈」を理解しやすくなります。
2. 現状の行動と代替手段の特定
次に、「●●を行う際、普段どのように進めていますか?」と聞き、現状のプロセスを時系列で追います。 その中で、相手が使っている既存のツールや、手動でなんとかしのいでいる作業(代替手段)を見つけ出します。
3. 不満の掘り下げと支払い意欲の検証
「そのプロセスの中で、最もイライラする瞬間や、時間がかかっている部分はどこですか?」と問いかけ、不満の深さを測ります。 さらに、「その不満を解決するために、過去に何か新しいツールを探したり、予算を確保しようとしたことがありますか?」と聞くことで、その課題が本当に解決にお金を払う価値のあるものか(支払い意欲)を検証します。